風太君“狂騒”続報

 先日も触れたレッサーパンダ風太クン。全国各地で立った、立ったという話になっているわけですが…。

レッサーパンダを『見せ物』にしないでね
http://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/files/asahiyamazoo/zoo/genntyann/lessor.html

 「行動展示」という独特の手法を編み出し、全国一の集客力を誇るようになった旭川動物園からのメッセージ。レッサーパンダはもともと直立する、二足歩行可能という習性があり、今の取り上げられ方は「芸」であり「見せ物」であると辛辣です。野生下で見られる特徴を取り上げられたエリマキトカゲの方がまだましだったかもとさえしています。
 端緒は1枚の写真で、あれはやはりインパクトがありました。そのうちウチのも立つ、いや歩くなどとエスカレート、一部には餌付けの際に半ば無理矢理しつけているような画もあったことから確かに違和感を感じていたものです…風太クンがいる動物公園では当初他意はなかったものと思うのですが、管理者の千葉市では名前の登録商標化なんてな話も出ているようで。肝心の風太クンもお疲れのようですし…。
 確かに胸塞がれる事象が続いた昨今で、当初は微笑ましく思えた話題ではありましたが、その後の狂騒振りにはなんとも云えない後味の悪さを感じます。