名鉄平成17年度設備投資計画

 名鉄が平成17年度設備投資計画を発表しました。中部国際空港アクセス整備を実施した前年度と比べると、鉄道事業で約150億円、総額で約142億円の減額となっています。

平成17 年度設備投資計画 総額199億3,900万円
―車両新造やSFカードシステムの利用範囲拡大など鉄道基盤整備を中心に実施します―
http://www.meitetsu.jp/profile/setsubi/pdf/setsubi05.pdf

 新車は名鉄初の本線用ステンレス車となった最新型通勤車両3300系を4編成16両に22億5,100万円、これに伴い7500系パノラマカー4編成26両が廃車となります。また共通SFカードシステム「トランパス」整備に48 億4,100万円、津島線豊川線尾西線津島−佐屋間、三河線重原−碧南間、名古屋本線で未導入の10駅(小田渕御油名電赤坂名電長沢名電山中・藤川・男川岐南茶所・加納)で導入され、全281駅中155駅で利用可能に。各種安全対策の推進や喜多山検車区の尾張旭移転等も盛り込まれています。
 このほか名古屋ルーセントタワー建設負担金の拠出や名鉄百貨店・メルサ・セブン3館一体化改装工事の着手などが盛り込まれています。なお自動車事業は昨年の分社化により盛り込まれていません。